カヤック Beaver River from Kimberley to Heathcote, Ontario 2010/10/29
自宅周辺は、スキー場あり、ゴルフ場あり、海(湖)水浴場ありです。
アウトドアを楽しめる地域で、洞窟散策や、川や湖でのカヌー&カヤック、スノーシューにクロスカントリーもできます。
キンバリーは、Beaver Valley の谷底にある田舎町です。
その谷底を流れる川を、Beaver River と言います。
この町に住むようになって3年目のある日、庭のプールにビーバーが登場しました。
(「キンバリーの人達と動物」2003年9月に紹介しています。)
Beaver River って言うけど、ビーバーがいるからビーバーリバーなんかな?
そんな疑問に答えてくれるかのような訪問でした。
そのBeaver River でカヌーやカヤックができます。
この町に10年住んでいて、初めての体験のレポートです。
カヌーやカヤックは、キンバリーの下流になる隣町Heathcoteで借りられます。(FREE SPIRITS TOURS)
日時とコース(1時間、2時間、5時間がある)を予約して、その時間にお店に行くと、スタート地点まで連れて行ってくれます。
終点は、そのレンタル店裏にBeaver Riverが流れているので 、着きました〜で終わりです。
もちろん、自分のカヤックを持っているのなら、そのカヤックでOK。
川に入るのに入場料もいらないし、川を下った先でお迎えに来てくれる仲間さえいれば問題ありません。
私が予約したのは、Kimberley から Heathcote の5時間コース、距離にして15kmです。
2人乗りのカヤックで、スタート地点までの送り、ライフジャケットやカバーの貸し出し、税金すべて込みで、80ドル。
1人乗りカヤックで60ドル。思ったよりお手頃価格♪
カヤックは初めてです、という私への説明してくれたオーナーのお兄さん、めちゃくちゃあっさりと簡単!です。
こういうところが、カナダだなぁ〜と思う。
スタート地点に送ってくれる車中で、キンバリーに住んでいるらしいけど、仕事は?から始まり、夫に職業を聞いて、
「あっ!君を知ってる!2年前ぐらい前に見た!」
とか、
私がスキー場で仕事をしていたと言うと、
「○○○と○○○知ってる?」
「はい、知っています。」
とか。
数分の車中でこの状態だったので、30分も話すと更なる共通点が見つかったと思う。
スタート地点(自宅のすぐそば)に到着、カヤックを川に下ろしてくれて、こうやって漕ぐんだよ、木の枝とか避けるときは、前後に避けないとひっくり返るからね、さぁ、乗ってください、と。
ワイワイ騒いでいる私達に、「楽しんでおいで!グッドラック!」と言って、ブゥーン。お兄ちゃん、いなくなりました。
すごいあっさりしています。(適当とも言う?)
恐々なスタートでしたが、流れが緩やかなので、初心者でも大丈夫。(最初は、蛇行運転だったけど)
2人乗りカヤックの前に私、後ろに夫が乗りました。
私は初めてですが、夫は経験者。
乗る前から、私の自慢できないバランス感覚を疑っていて、嫌そうです。(ムカッ)
前に乗っている人が主に右や左の舵取りをしますが、そんなんわかりません。漕ぎ方もままならないのに。
わからないなりにも、考えながらしていたのですが、どうしてか、反対になってしまうんですよね。
すると、後方から一言。
「ドアホ。」
ドアホ?
そんな言葉、何年も聞いていません!
ちょっと、それは言い過ぎちゃう?とクレーム。
オッと、また反対にブレーキかけちまった、と知らないフリしようとしたら
「反対。」
もっと、カナダ的に、
「何やってるんだよぉ〜反対じゃないかぁ〜ハニー♪」
と、優しく教えてくれてもいいんじゃない?まったく。(怒)
護岸工事は、一切していません。
ありのまま、自然のまま、川の流れのまま、削られたらそこに立っている木が川に向って倒れています。
湿地帯になっている所でも、あちこちで根元から木が倒れています。
人力だから、エンジンの音もしないし、静か。
ワイルドライフが楽しめるよ、と言っていたお兄ちゃんですが、と言ってもねーとあんまり期待しても何も見なかったら寂しいしなーでも、少しは期待しつつ…。
と、右前方、湿地帯方面に進む首の長い白い鳥を発見!
はっ、白鳥?!
近所の人が池で白鳥のつがいを飼っていて、毎年雛が1-2羽育つのを見ていますが、野生の白鳥はカナダで初めてです。
こちらを横目で警戒しつつ、湿地帯に消えていきました。
ワイルドライフを目視でき、順調な滑り出し。
紅葉も終わって、葉も落ち、あと2日でカヌーシーズンも終わるということで、私達しかいなかったのも良かったのかもしれません。
そして、やはりありました、ビーバーダム。
ビーバーのお家です。
拡大すると、こんな感じ。
見た感じ新しいので、どこかにいるはず、ビーバーが。
でもね、なかなかね、水面で泳ぐ白鳥は見れても、水面下に潜ってしまうビーバーは難しいよね、と思っていたら、発見!
(茶色の矢印の先)
見えませんよね…。
私も、とりあえず、写真、写真とあたふたとシャッターを押しましたが、相手は保護色。
カメラの画面ではどこにいるのかわかりませんでしたから。
でも、拡大すると、なんとか見えます。
1匹や2匹じゃありません。
そこは、ビーバービレッジ?あっちこっちにいます。
そして、潜っては出てきて、こっちを伺っているんですよね。
で、こっちを伺っているビーバーに向かって進んでみました。
かなり近くまで近付いたとき、ヒュッと潜りました。
あの平たい尾っぽをチラッと見せて!かわいー!!!
水草をムシャムシャ食べているビーバーもいたり、木の根元にできた空洞に隠れていたり、カヤックって楽しい!
5時間のカヤッキングも終盤を迎え、ゴール前では、馬に牛、大きな古い納屋をバックにカナディアングースがお出迎え。
200羽はいました。
カナダならではの1枚かな。
ウェディングパーティ 2009/6
偶然で驚いたおめでたいお話。
近所の方(カナダ人)の日本で暮らす息子さんが、日本人女性と結婚することになりました。
そのカナダでの結婚披露宴に招待されました。
場所は、その方のお家の庭。
昔のファームハウスを今風に手入れされた素敵なお家です。広〜いです。
カナダ版自宅で結婚披露宴のお話です。
■マニキュアとペディキュア
カナダ在住日本人の出席者は、私達夫婦だけ。
新婦さんとは交流はないけれど、近所の人も招待されているし、注目されるかもしれないし、身なりはきっちりと。
会場が庭だから、過ごしやすい服でお越し下さい、と招待状に書かれていたけど。
とは言え、カナダに来て以来、披露宴に出席できるようなファンシーな服を着ていない=持っていない…。ヤバイ。
なんとか調達したけれど、問題は靴。
やっぱり、キャシャなサンダルがいいよね。
でも、アスファルトより芝や砂利道が多いこの田舎で底の薄いサンダルは…。
数歩歩くごとに、足裏にひっつく小石を取るために立ち止まり、立ち止まり。前に進めません。
キャシャなサンダルは、この地域では使い物になりません。
だからと言って、普段履きのようなサンダルは履けないし。
ここは思い切って購入!心に決めて、友達とサンダル探し〜。
ところが、不安的中。
西洋人に比べて、日本人の足は巾が広いので、キャシャなデザインのサンダルは痛くて立ってられません!
何十足も試し履きして妥協してゲットしたサンダル、デザインは気に入ったけど、デビューが引退になりそう。
でも、服も靴も決まって一安心。
キャシャなサンダルを履くのに、ペディキュアなしではねぇ、いくらなんでも。
パーティーの前々日、手と足のお化粧、マニキュアとペディキュアをしてもらいにスパに行きました。